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Microsoft Windows XP

辞書:電算用語の基礎知識 OS編 (PNOS)
読み:マイクロソフト・ウィンドウズ・エックスピー
外語:Microsoft Windows XP: Microsoft Windows eXPerience 英語
品詞:商品名
2001/02/06 作成
2013/04/09 更新

Microsoft Windowsの一つ。開発コードネームは「Whistler」(ウィスラー)。

由来

Microsoftの開発した、Windows 2000の後継オペレーティングシステム(OS)である。同時に、16ビットOSであるWindows 98およびWindows Meの後継OSでもあり、このOSによってMicrosoftの懸案だったWindows 9x系とWindows NT系の融合が果たされた。

アメリカで2001(平成13)年10月25日に発売され、日本語版は英語版の3週間後に発売された。

なお、Windows XPはクライアント向けの商品で、サーバー用途の商品の名称はWindows 2003である。

バージョン

  • 2001(平成13)年10月25日: Windows XP (5.1.2600)
  • 2004(平成16)年9月: Windows XP SP2 (5.1.2600.2180)
  • 2008(平成20)年7月: Windows XP SP3 (5.1.2600.5512)

商品名

XPは「エックスピー」又は「イクスピアリアンス」と発音するが、日本人にはつらい発音である。

そこで日本では「ぺけぴー」、「ばつぴー」、「かけるぴー」、「ぺけぽん」などと読まれたりする。

また「XP」が苦しそうなスマイリー(顔文字)に見えるともっぱらの噂である。

サポート終了

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Windows XPは、2014(平成26)年4月8日にサポートが終了する。

サポート終了後は、セキュリティ更新などの提供がなくなる。

しかし、サポート終了の1年前となる2013(平成25)年時点では、新製品のWindows 8は見向きもされず、Windowsの中ではWindows 7は堅調だがWindows XPもまだ3割以上のシェアがある状態である。

ラインナップ

次の二種類が用意された。

  • Windows XP Professional ‐ Windows 2000 Professionalの後継で、企業用途や開発者向け
  • Windows XP Home Edition ‐ 家庭用

また、Professionalは32ビット版と64ビット版が用意された。

64ビット版はWindows Server 2003 x64 Editionsと同一のコードベースの製品である。したがって、バージョンは32ビット版と違い、Windows NT 5.2相当となる。

Home Editionは32ビット版のみが用意され、マルチモニター、リモートデスクトップ接続、各種のセキュリティ機能などがサポートされない。

USB

当初はUSB 2.0シリアルATAのサポートを表明していたが、発売段階で実装されたのはIEEE 1394だった。

USB 2.0は間に合わなかったので、後日、2002(平成14)年3月からWindows Updateで配布が開始された。

アクティベーション

インストールから30日以内にインストールIDをMicrosoftに送信してライセンス認証を行なわないと、認証以外の全ての機能が使えなくなる違法コピー防止機構(マイクロソフト プロダクト アクティベーション)が搭載されている。

ちなみにWindows XP Professional W2k特別アップグレードではインストール時にWindows 2000のCDを要求されない。これでいいのかどうかは不明である。

GUI

GUIがかなり変更されていて、全体的に丸みを帯びたデザインになっている。同時に色彩センスを疑うような配色になっている。

流石に問題があると感じたのかは定かではないが、従来のWindows 2000風GUIとする機能が用意されている。

目玉機能

目玉機能の一つにClearTypeがあり、これは(特に液晶で)文字をきれいに表示する機能である。

しかし、Windows XPに標準搭載されたMS UI Gothic(デフォルトのシステムフォント)には利かない(工夫すれば使えないことはない)。つまり、あまり役に立たない。本領発揮はXPの後継、Windows Vistaメイリオ(ClearType対応)が標準搭載になってからである。

また、DirectX 8.1が標準搭載された。

Windows 2000との違い

先代のWindows 2000との大きな違いに、次のようなものがある。

  • Windows 2000より動作が重い
  • Windows 2000よりマルチコア時の性能が高い
  • マイクロソフト プロダクト アクティベーションが必要
  • 起動と終了が速い
  • ClearType対応で液晶ディスプレイでフォントを滑らかにできる
  • Windows 2000はWindows Media Playerは9までしか利用できないが、Windows XPなら10以降も利用可能
  • Windows 2000はInternet Explorer 6までしか利用できないが、Windows XPならInternet Explorer 7が利用可能
  • デスクトップアイコンの下の文字に影がついて綺麗
  • アプリケーションを起動しながら簡単にユーザーの切り替えが可能
  • Administratorでログオンするのが面倒
  • 標準でZIPファイル、日本の正規ユーザーは必要に応じてLZHファイルの中身を、エクスプローラーから勝手に覗くことができる

ZIPやLZHについては、使いやすいという人と使いにくいという人がいるが、不要であれば機能を休止することもできる。[regsvr32 /u zipfldr.dll]をms-configから実行すれば良い。

種類

現時点では、Windows XPには次の版が存在する。

  • Microsoft Windows XP (初版)
  • Microsoft Windows XP SP1
  • Microsoft Windows XP SP1a
  • Microsoft Windows XP SP2
  • Microsoft Windows XP SP3

SP1、SP1a

Windows XP発売後に発見された数多くのバグ修正、セキュリティ強化のため様々な改良、仕様変更が施された版。

新機能には、次のようなものがある。

また、Windows XP SP1aというものもあり、これはSP1と比較して、Javaの仮想マシン(Microsoft VM)が排除されている。

SP2

2004(平成16)年9月1日に一般公開されたサービスパックである。

数多くのバグ修正、セキュリティ強化のため様々な改良、仕様変更が施された。このため、動作しないソフトウェアも出るなど当初はトラブルが発生した。特に、DEPと呼ばれる機能が、影響が大きかった。

SP2で特に注目されるのは、次の4機能である。

  • セキュリティ設定の集中管理機能「セキュリティセンター」
  • 不正アクセスからの防護機能「Windowsファイアウォール」
  • 不要な広告からの防護機能「IEポップアップブロック」
  • 危険なファイルの事前削除「OEの添付ファイルブロック」

この他にも、様々な新機能が搭載されている。

SP3

数多くのバグ修正用更新プログラムに加え、6つの新機能が追加された。但し、その機能は多くの一般ユーザーには、無縁のものである。

  • ブラックホールルーター検出機能
  • ネットワークアクセス保護(NAP)機能
  • セキュリティオプションで、ポリシーの詳細説明表示を追加
  • Administrator/Serviceポリシーにおけるセキュリティ上の問題を改善
  • Microsoftカーネルモード暗号化モジュール(fips.sys)
  • ライセンス認証方法の変更(プロダクトキーの入力をOSインストール後に変更)

Windows XPは今や様々な装置に組み込まれて使われている。

知られる範囲では、次のものがある(順不同)。

  • ヤマダ電機に置いてあるポイント抽選マシン
  • QUIZ MAGIC ACADEMY (コナミのネットワーク対戦クイズゲーム)
  • POSレジシステム

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