いずみ野線

読み:いずみのせん
外語:Izumino line 英語
品詞:固有名詞

相模鉄道の路線の一つ。

目次

基本情報

起点・終点

  • 起点: 二俣川駅
  • 終点: 湘南台駅

区間

  • 二俣川駅〜湘南台駅

沿革

  • 1976(昭和51)年4月: いずみ野線(二俣川駅‐いずみ野駅)開業
  • 1990(平成2)年4月: いずみ野駅‐いずみ中央駅間開業
  • 1999(平成11)年2月: 「快速」の設定が登場
  • 1999(平成11)年3月: いずみ中央駅‐湘南台駅間開業
  • 2007(平成19)年3月18日: PASMO導入
  • 2014(平成26)年4月27日: 「特急」の設定が登場
  • 2013(平成25)年3月23日: 交通系ICカード全国相互利用開始

列車種別

現行の列車種別は、速い順に次のとおりである。

  1. 快速
  2. 各停(各駅停車)

景観等

全駅に10両編成に対応するホームが存在する。

山岳ではなく、丘陵地帯に建設されていながらトンネルが非常に多いのが特徴である。主に住宅地などの地下にトンネルが掘られており、立ち退きを最小限とする努力と見られる。

いずみ野から西はほぼ高架で建設され、湘南台の手前で地下に潜る。これも立ち退きを最小限とする努力であろう。

路線計画

路線計画等

いずみ野線は、二俣川から平塚までの鉄道計画があり、相模鉄道が免許を取得して建設された。

現在は二俣川からいずみ野、湘南台まで建設されたが、ここから平塚までの建設については目途が立っていない。財源の問題(相鉄も、神奈川県も)があり、建設は神奈川東部方面線の後になるとされている。

途中、いずみ野‐いずみ中央の間が超鋭角の急カーブになっているのは、元々いずみ野から長後に結ぶ計画だったためである。いずみ野駅から南西方向に緩やかなカーブを切れば長後に到達したはずだったが、長後駅周辺は狭く開発の余地がない。そこで藤沢市は開発拠点を湘南台に変更、こうしていずみ野線もいずみ野線も湘南台に延ばされることになり、ここで大きく経路変更するために急カーブとなったのである。

湘南台‐平塚についてはまだ未定だが、現状の路線をそのまま西に延伸し、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)を経由し、以降は南西方向に進路を変えて相模川を渡り平塚駅へと繋がる計画である。SFCは陸の孤島と化しているが、延伸の場合はSFC前に駅が出来ることはほぼ確定で、SFC救済にも絶大な効果を発揮するものと見込まれている。

神奈川東部方面線

神奈川東部方面線計画は、東京都心方面への乗り入れを行なうための新線建設の計画である。次の二つの計画があり、両者を合わせて神奈川東部方面線としている。

  • 相鉄・JR直通線 ‐ いずみ野線を二俣川駅から東へ延伸させ、西谷駅で本線系と分かれて東海道貨物線の横浜羽沢駅近くに「羽沢駅」(仮称)を建設しJRとの直通運転をする
  • 相鉄・東急直通線 ‐ 羽沢駅から新横浜駅を経て、日吉駅から東急東横線へ乗り入れる

つまり、いずみ野線 ‐ 東海道貨物線 ‐ 直通線 ‐ 東急東横線、と結ぶ計画である。

今後

いずみ野線は、東への延伸によりJR東日本および東京急行電鉄と相互乗り入れをする。

その時には当然、JR東日本などの列車がいずみ野線内にも乗り入れてくることになるため、いずみ野線の西への延伸も現実味を帯びてくるとみられる。

特に、湘南台の西部では東海道新幹線の倉見駅計画が持ち上がったこともあり、いずみ野線の西部計画については、湘南台駅‐SFC‐倉見駅という経路はやや現実味を帯び始めている。

接続する主な路線

特は特急の停車駅を表わす。各駅停車と快速は全駅に停車する。

途中駅においては、いずみ野駅に退避施設、緑園都市駅にもその準備が存在する。但し現在は通過には使われていない。

主な橋

(未確認)

主なトンネル

  • さちが丘トンネル (神奈川県横浜市旭区さちが丘)
  • 万騎が原トンネル (神奈川県横浜市旭区柏町〜泉区緑園3丁目)
  • 岡津トンネル (神奈川県横浜市泉区緑園2丁目〜泉区新橋町)
  • 新橋トンネル (神奈川県横浜市泉区新橋町)
  • 給田トンネル (神奈川県横浜市泉区新橋町〜泉区弥生台)
  • 和泉トンネル (神奈川県横浜市泉区弥生台〜泉区和泉町)
  • 湘南台トンネル (神奈川県藤沢市湘南台7丁目〜藤沢市湘南台2丁目)

主な峠

はない。

経由する自治体

神奈川県
横浜市 ‐ 藤沢市

主な車両

関連するリンク
えきから時刻表 [相鉄]いずみ野線
用語の所属
相模鉄道
関連する用語
本線 (相鉄)

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