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地質時代

辞書:科学用語の基礎知識 地質学編 (NGEO)
読み:ちしつじだい
品詞:名詞
2003/10/15 作成
2013/03/20 更新

地質を基準とした時代。人間を基準とした「歴史時代」に対する語。

海底や湖底に土砂が溜まり堆積岩が作られるとき、そこに生物の死体が挟まれば、それは化石となって保存される。

そしてひとたび固まった堆積層は保存され、次の時代にはその上に堆積層が作られることになる。

こうして、異種の地層は地球が刻んだ歴史とともに徐々に積み上げられてゆく。この地層や化石に基づいて設定される時代区分のことを、「地質時代」と呼ぶのである。

区分

地質時代は、古い方から、古生代中生代新生代と呼ぶ。

「代」を細分化した時代を「紀」と呼び、「紀」を細分化した時代を「期」や「世」と呼ぶ。

また古生代より前を先カンブリア時代という。

年代

実際の年代は研究者や学説により様々である。様々な学説を平均すると、概ね次のようになる。

  • 先カンブリア時代 ‐ 46億年前から5億7000万年前
  • 古生代 ‐ 5億7000万年前〜2億4500万年前
  • 中生代 ‐ 2億4500万年前〜6500万年前
  • 新生代 ‐ 6500万年前〜現在

代だけでも学説により若干の差があるが、これを更に分けた、紀、期や世は更に学説による差が大きい。

しかし、今のところ絶対正しいと呼べるような学説は無いので、突飛な学説は除き多くの学者の説を平均したものを、ここでは採用することとする。

代の境界

このような時代区分の境界には生物の大量絶滅が起きている。

中でも特に大規模な絶滅は古生代と中生代の境にもなっているペルム紀末に起きた。この時は、生物の実に9割が死滅したと考えられている。

古生代に大繁栄した三葉虫、珊瑚、フズリナなどは、この頃を境に地球上から消滅した。

また中生代と新生代の境である白亜紀末にも再び大量絶滅が起き、恐竜やアンモナイトを始め、多くの生物が絶滅した。

日本における一般的な学説による、時代の一覧は次の通りとなる。

但し「第三紀」などは、日本においては重視されるものの、国際地質科学連合(IUGS)の正式な用語からは外されている。

年代は、代表的と思われる学説の平均による。従って年代の数値については新しい情報の導入により、予告無く変更されることがある。

代 Era紀 Period期/世 Epoch年代 (年前)
冥王代 46億38億
始生代 38億25億
原生代25億5億7000万
古生代カンブリア紀5億7000万5億1000万
オルドビス紀5億1000万4億3900万
シルル紀4億3900万4億1000万
デボン紀4億1000万3億6000万
石炭紀前期3億6000万3億2500万
後期3億2500万2億9500万
ペルム紀
(二畳紀)
2億9500万2億4500万
中生代三畳紀前期2億4500万2億3900万
中期2億3900万2億2300万
後期2億2300万2億800万
ジュラ紀前期2億800万1億7800万
中期1億7800万1億5700万
後期1億5700万1億4600万
白亜紀前期1億4600万1億3100万
中期1億3100万8800万
後期8800万6500万
新生代第三紀古第三紀暁新世6500万5650万
始新世5650万3540万
斬新世3540万2330万
新第三紀中新世2330万520万
鮮新世520万175万
第四紀更新世(洪積世)175万1万
完新世(沖積世)1万現在
関連する用語
先カンブリア時代
古生代
中生代
新生代

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