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油揚げめん

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質・食品編 (NFOOD)
読み:あぶらあげ・めん
品詞:名詞
2009/09/06 作成

で揚げたもの。いわゆるインスタントラーメンのこと。

小麦粉を主原料に、鹹水を入れて練ったものがラーメンの麺である。

ただし麺はそのままでは生なので、乾燥(脱水)する必要があるが、その方法として植物油脂で揚げる方法を「油揚げめん」という。

定義

2009(平成21)年4月9日農林水産省告示第487号「即席めん品質表示基準」という基準では、以下のように定義されている。

(1) 原材料名

加工食品品質表示基準第4条第1項第2号(エを除く。)の規定にかかわらず、使用した原材料を、次のア及びイの順に、それぞれア及びイに定めるところにより記載すること。

食品添加物以外の原材料は、原材料に占める重量の割合の多いものから順に、次に定めるところにより記載すること。

(ア) めんにあっては、「めん」(油処理により乾燥したものにあっては、「油揚げめん」)の文字の次に括弧を付して「小麦粉」、「そば粉」、「植物性たん白」、「卵粉」、「食塩」、「植物油脂」、「ラード」、「香辛料」等とその最も一般的な名称をもって記載すること。

麺は、約150度に加熱した食用油で揚げられ、乾燥(脱水)される。これが袋に詰められたりカップに入れられたりして出荷されることになる。

油揚げ麺は、揚げていない麺に対して、次のような特徴を有している。

  • 即席麺特有の食感
  • コクのあるスープ
  • 油で揚げているため、カロリーはやや高い
用語の所属
即席めん
ラーメン
関連する用語
小麦粉
味付け油揚げめん

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