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酢酸

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・脂肪酸編 (NSUBNAF)
読み:さくさん
外語:acetic acid 英語 , ethanoic acid 英語 , 醋酸 支那語(大陸・台湾) , acet/o エスペラント
品詞:名詞
2000/11/26 作成
2007/02/20 更新

有機酸(カルボン酸)の一つで、炭素数2の飽和脂肪酸。飽和脂肪族モノカルボン酸。弱酸。エタン酸とも。

  • 組成式: C2H4O2
  • 構造式: CH3COOH
  • 分子量: 60.05
  • 比重: 1.05 (水=1)
  • 密度: 1.049g/cm³(室温)
  • 融点: 16.6℃
  • 沸点: 117.8℃
  • CAS番号: 64-19-7
  • ICSC番号: 0363
  • 官報公示整理番号(化審法番号): 2-688
  • 化学名: IUPAC名ではエタン酸(ethanoic acid)

酢酸
酢酸

常温常圧では、独特の強い臭いを持つ液体。

濃度が99.0%以上のものは氷酢酸という。これは低温で氷のような結晶ができることに由来する。

酸化剤や塩基と激しく反応し、水素を発生させる。

若干の毒性があり、消化管への影響により胸焼けや便秘などを起こすことがあるが、適量を使う分には大きな影響はない。

風味等

酸味がある。

安全性

  • 腐食性物質

法規制など

  • 消防法(危険物の規制に関する政令)
    • 危険物 第四類(引火性液体) 第二石油類、危険等級3

危険性

  • 引火点: 39℃(タグ密閉式)
  • 発火点: 427℃
  • 爆発限界: 5.4〜16 vol%(空気中)

有害性

皮膚にかけると水ぶくれになる。取り扱いには要注意。

  • 刺激
    • 腐食性: 眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す
    • 刺激性: 反復/長期暴露により皮膚炎を発症することがある
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: 生分解性良好
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

調理等に使うお、つまり「食酢」には、アルコールを酢酸醱酵させて作る「醸造酢」や、酢酸の水溶液に調味料を加えた「合成酢」などの種類がある。

どちらにしろ、食酢とは酢酸以外の成分を含むものであるので、CH3COOH≠お酢となる。つまり、「酢酸」のことを「お酢」と呼ぶことは不適切である。

関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
MSDS: 酢酸
用語の所属

カルボン酸
カルボキシル基
関連する物質
無水酢酸
酢酸エチル
酢酸鉛
関連する用語

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