Bフレッツ

読み:ビーフレッツ
外語:B FLET'S 英語
品詞:商品名

NTT地域会社(NTT東日本NTT西日本)が提供する、光ファイバー接続(FTTH)サービスの名。試験サービス中の仮称は「光・IP通信網サービス」。

目次

アクセスライン速度が100Mbpsまたは1Gbpsの光ファイバーの帯域を専有または共有し、「地域IP網」に接続するサービスだった。

Bフレッツは既に古いサービスであり、主力は、次世代ネットワーク「NGN」に接続するサービス、フレッツ 光ネクストに移行している。

現状

サービスされる通信速度は最大100Mbpsのベストエフォート型である。1Gbpsをダイレクトに利用可能なサービスは提供されていない。

また、NTT東日本とNTT西日本は別の会社であるため、サービスメニューも異なっている。

NTT東日本はBフレッツ廃止の方向性であり、2013(平成25)年度第4四半期以降、「Bフレッツ」の一部メニューの契約者を料金とアプリケーションサービスはほぼそのままで、現行のサービス「フレッツ 光ネクスト」に移行すると発表されている。なお、「Bフレッツ ビジネスタイプ」「Bフレッツ ベーシックタイプ」「Bフレッツ ニューファミリータイプ」は引き続き提供するとしている。

NTT西日本も、徐々にBフレッツの新規契約を終了しており、「フレッツ 光ネクスト」に移行を促している。

機構

契約者宅から、アクセスラインでNTT局舎に至り、ここからNTTのバックボーン「地域IP網」に接続される。

地域IP網に接続するISPを経て、インターネット回線へと接続される。

地域IP網にどのようなISPが接続しているかは地域ごとに異なるが、このようなメカニズムのため利用者はISP選択の自由度がある。

サービスタイプ

開始当時のアクセスラインは10Mbpsであった。これが100Mbpsとなり、後に1Gbpsとなった。

NTT東日本

2009(平成21)年現在は、次の4種類が提供されていた。

以下のサービスは旧サービスであり、現在は提供されていない。

ビジネスタイプとベーシックタイプは回線を専有するが、ハイパーファミリータイプとマンションタイプは複数ユーザーで回線を共用する。

NTT西日本

2009(平成21)年現在は、次の4種類が提供されていた。現在は、全て新規申し込みは終了している。

主なサービス

Bフレッツで利用できる、主なサービスは次の通り。

引いた光回線と殆ど無関係のものもあるが、このサービスの契約にはBフレッツ等の契約が必要である。

NTT東日本

一般家庭向け
  • 話す
  • 観る
    • フレッツ・スクウェア (コンテンツサービス)
    • ブロードバンド映像サービス
  • 外出先で
    • フレッツ・スポット (無線スポットサービス)
  • 解決する
    • リモートサポートサービス・セットアップサービス・訪問サポートサービス (パソコン設定専門スタッフ派遣)
  • 守る
    • フレッツ・ウイルスクリア (ネットセキュリティサービス)
    • フレッツ・セーフティ (ウィルスメールや不正アクセスの防御)
    • フレッツ・レスキュー (感染時のサポート)
  • 話す・送る
  • 機器
    • IP電話/無線LAN対応機器 (機器レンタルサービス)
  • お役立ちアラカルト
    • 緊急地震情報フレッツタイプ
    • からだカルテ(レシーバータイプ)
企業向け
  • IP・VPN
    • フレッツVPN
      • フレッツ・グループアクセス
      • フレッツ・アクセスサポート
      • フレッツ・オフィス
  • コンテンツ配信プラットフォーム
    • フレッツ・ドットネットEX
    • フレッツ・オンデマンド
    • フレッツ・アドーガ
  • 接続先追加
    • フレッツ・セッションプラス
  • 外出先で
    • Mフレッツ

NTT西日本

  • ひかり電話 (IP電話サービス)
  • フレッツ・スポット (無線接続)
  • フレッツ・スクウェア (コンテンツサービス)
  • フレッツ・プラス (セッション数追加サービス)

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