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バイアグラ

辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI)
読み:バイアグラ
外語:Viagra 英語
品詞:商品名
2001/10/05 作成
2013/06/19 更新

科学用語の基礎知識・医薬品情報

自身の健康問題や、副作用への対応方法等に関しては、専門の医療機関にご相談下さい。

本項目は、情報の提供のみを目的としています。免責事項もご覧ください。

枸櫞酸シルデナフィルを成分とするED治療薬(勃起不全治療剤)。

メーカーはファイザー。

製品

  • 25mg錠: 薬品コード2590 00AF 1024、識別コードPfizer VGR 25。薬価未収載
  • 50mg錠: 薬品コード2590 00AF 2020、識別コードPfizer VGR 50。薬価未収載

100mg錠もあるが、日本では販売されていない。

薬品代は薬価未収載のため、定価に相当するものは無いと思われるが、個人輸入代行という怪しげな入手方法の場合、1錠1500円前後が相場のようである。

但し処方箋なしで薬を利用した場合、例え副作用で死んだとしても、全て自己責任である。バイアグラは、心筋梗塞で死ぬ可能性がある。

効果・効能

本剤は、陰茎の海綿体の弛緩を強め、血液の流入と停滞を促す。もって陰茎勃起を誘発、増強する効果がある。

本剤は、性欲を増強させ陰茎勃起を促すような性欲亢進剤とは異なる。従って、陰茎を勃起させるためには、更に性欲を亢進させる刺激が必要である。

本来、この薬品は循環器系(心臓血管)の疾患を持つ患者に対して処方されていたものであり、股間が元気になるのは副作用だった。今でも、海外ではバイアグラを心疾患などに用いることがある。

用法・用量

成人で1日1回、シルデナフィルとして25mg〜50mgを性行為の約1時間前に経口投与。

一日一回を投与の限度とし、投与間隔は24時間以上あけること。

高齢者(65歳以上)や、肝障害・重度腎障害者においては血中濃度が高くなる傾向にあるため、25mgから開始する。

(当然ながら)小児、妊婦への適用はない。

成分・添加物

添加物

  • 結晶セルロース
  • 無水燐酸水素カルシウム
  • クロスカルメロースナトリウム
  • ステアリン酸マグネシウム
  • ヒドロキシプロピルメチルセルロース
  • 乳糖
  • 酸化チタン
  • トリアセチン
  • 青色2号

規制区分

  • 処方せん医薬品

剤形

  • 菱形青色のフィルムコーティング錠

風味等

不明。

但しハンガリーや、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー市では「バイアグラ味」のジェラートが売られているらしく、味付けはレモンとライムとしている。

名称の由来

バイアグラの語源は諸説あり、はっきりしない。

大きく、ナイアガラ説と、タージ・マハール説がある。

ナイアガラ説

バイタル+ナイアガラ、とする説。

バイタルの活力と、ナイアガラの滝のような激しく吹き出す勢いを合わせた言葉である。

タージ・マハール説

世界遺産タージ・マハールは、インドのアグラにある。

タージ・マハールを作った王様には300人の妃がおり、王は精力絶倫であったとされる。しかし唯一愛した奥様が亡くなり、その悲しみを癒すために作った墳墓がタージ・マハールである。

その王様の精力絶倫の町の名「アグラ」と、byから命名されたとする。

副作用には頭痛、火照りが多く、それ以外に次のようなものが確認されている。

特に肝臓への影響が強い。副作用が強い場合は、必要に応じて適切な対応(投与中止等)を行なわねばならない。

また心臓に対する負荷が大きく、心筋梗塞等による死亡事故もあるので、使用前に充分な確認が必要。

脳梗塞患者も禁忌。

また、ニトログリセリン等との併用もできない。

  • 循環器系
    • ほてり (5%以上)
    • 高血圧、潮紅 (1〜5%未満)
    • 動悸、不整脈、不完全右脚ブロック (1%未満)
  • 精神神経系
    • 頭痛 (5%以上)
    • 昏迷 (1〜5%未満)
  • 肝臓
    • 血清総蛋白減少 (1〜5%未満)
    • 血清アルブミン低下 (1〜5%未満)
    • 総ビリルビン値上昇 (1〜5%未満)
    • AST(血清GOT)上昇 (1〜5%未満)
    • ALT(血清GPT)上昇 (1〜5%未満)
    • 血清LDH上昇 (1〜5%未満)
    • γ-GTP上昇 (1〜5%未満)
    • トリグリセライド上昇 (1〜5%未満)

呼称

日本のマスコミは「勃起」を放送禁止用語としている。

このためマスコミは「性的不能治療薬」と呼んでいるようである。

認可関係

日本では、1999(平成11)年1月に承認され、同年3月に発売された。

日本で認可される以前よりWebなどを利用した通販(輸入代行)により大量に薬が出回ってしまったため、やむを得ず前例のないスピードで日本でも認可されたという、いわく付きの薬剤である。

ちなみに薬価収載医薬品ではないので、保険は使えず、利用は全額(医師による診察や検査、処方箋、薬代など全て)が自費で必要となる。

詳細は定かではないが、ゾロ(ジェネリック)も多数あるらしい。


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