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爬虫類

辞書:科学用語の基礎知識 生物名・動物編 (BBNA)
読み:はちゅうるい
品詞:名詞
2012/03/20 作成
2013/01/17 更新

脊索動物門のなかの爬虫綱に属する動物の総称。

分類

  • ドメイン: 真核生物 Eukaryota
  • 界: 動物界 Animalia
  • 門: 脊索動物門 Chordata
  • 亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
  • 上綱: 四肢動物上綱 Tetrapoda
  • 綱: 爬虫綱 Reptilia

下位分類(目)

現生種は次の4目に分類される。

  • ワニ目 Crocodilia
  • ムカシトカゲ目 Sphenodontia
  • 有鱗目 Squamata
  • カメ目 Testudines

爬虫類は両生類から分化し多様性を遂げたため、化石動物も含めるとより複雑な分類となる。

約4億年前の古生代魚類より進化し陸上生活を送っていた両生類より進化して登場した。

現存する動物の中で、蛇、トカゲ、亀などが代表である。

古くは、中生代には恐竜に代表される大型爬虫類が繁栄していた。

主な特徴

主な特徴は次の通り。

  • 変温動物である
  • 閉鎖血管系で、肺循環体循環はあるが、両者の明確な区別がない
  • 卵生のものが多い
  • は、硬い殻を持つ種と、柔らかい殻を持つ種とに分かれる

進化

爬虫類から進化したのが鳥類である。

血液型

両生類にも血液型が確認されている。

爬虫類は両生類から進化し、両生類は魚類から進化した。魚類はA型のみだったが、両生類や爬虫類にはA型、B型、AB型があるとされる。

卵の殻

爬虫類は陸上への進化を続けるにあたり、卵の殻を獲得したとみられる。殻にも柔らかいものと硬いものがあり、例えばトカゲなどは柔らかい卵を産むが、カメ、ワニ、ヘビなどは一般に硬い殻のある卵を産む。

殻を持つことには、幾つかの理由が見いだされている。

  • 耐衝撃性

    自重による形状崩壊を避けることと、外敵から身を守ることが殻の重要な役割である。

  • 対乾燥性

    陸上は水中と異なり乾燥するため、卵内の水分が蒸発しないように覆う必要があった。

  • 長い孵化期間への耐久性

    両生類は概ね一ヶ月以内に孵化する。対して爬虫類は数ヶ月間の孵化期間があり、つまりそれだけ卵でいる期間が長い。

    この経年劣化に耐えること、また陸上での気候変動にも耐え内部を腐敗から守る必要があり、その防護も殻の役割である。

硬い殻を持つ特質は、爬虫類から進化した鳥類にも受け継がれている。

腎臓

脊椎動物腎臓前腎中腎後腎がある。発生学的には、その名の通り前腎・中腎・後腎の順に生じ、後のものができると前のものが退化する。

両生類の頃は中腎が機能していたが、爬虫類になると中腎は退化し、後腎が機能するようになる。

爬虫類は、アンモニア尿酸に変換する尿酸排出を獲得し、無駄に水分を失わずにアンモニア排出を可能として陸上生活に適応した。爬虫類から進化した鳥類も、この方法を受け継いでいる。

用語の所属
生物
関連する用語
鳥類

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