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硝酸アンモニウム

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質編 (NSUB)
読み:しょうさんアンモニウム
外語:Ammonium nitrate 英語
品詞:名詞
2004/04/26 作成
2006/10/22 更新

硝安。硝酸アンモニアで中和すると得られる塩。安定な酸化剤。

分子式NH4NO3分子量80.04。

融点170℃、分解点210℃(沸点以下)。CAS登録番号6484-52-2、ICSC番号0216。

常温常圧乾燥下では白色ないし透明な結晶で、吸湿性あり。

危険物の規制に関する政令では、危険物 第一類 第三種酸化性固体 硝酸塩類 危険等級3に分類される。

反応

加熱すると分解し、亜酸化窒素(笑気ガス)になる。

によく溶け、エタノールメタノールにも溶ける。

硝酸アンモニウムと水酸化バリウムを混ぜると吸熱反応が起き、反応系の温度が下がる、という有名な反応がある。

主な用途

笑気ガスの原料、冷却材、火薬(花火や爆薬など)、農薬(窒素源として)などで使われる。

火薬

不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。

硝酸アンモニウムは比較的安定な物質で、爆発性とはされているが燃やしても簡単には爆発しない。しかしこれに油を均等に混ぜてから火をつけると爆発をする。ちなみに硝酸アンモニウム94%と軽油6%を混合した炸薬は硝安油剤爆薬(ANFO)という。

また、TNTと硝酸アンモニウムを半々程度で混ぜた炸薬はアマトールと呼ばれる。

安全性

危険性

  • 引火点: 不燃性 (情報源ICSC)
  • 発火点: 不燃性 (情報源ICSC)
  • 爆発限界: 不燃性 (情報源ICSC)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 皮膚に刺激、眼に強い刺激を与える
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性
      • 経口 マウス LD50 2800mg/kg体重(各種資料の平均値)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)
  • 規制値
    • 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
    • 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
    • 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
    • 暴露許容濃度(TLV): 設定されていない

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: 毒性は低い
関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
この物質から作られる物質
ANFO
原料となる物質
硝酸
アンモニア
関連する物質
TNT
軽油

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