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トリカルボン酸回路。生物の体内に備わる、糖質代謝の経路の第二段階。クレブス回路(Kreb's回路)または枸櫞酸回路・クエン酸回路(Citric Acid Cycle)とも呼ばれる。
まず、アセチル基のC-C結合を直接切断するのは困難である。そこでTCA回路では、最初の回路でアセチルCoAをオキサロ酢酸と縮合させてC6化合物(枸櫞酸)に変え、その後2回、1分子ずつCO2を切り離してC4化合物にする。その結果として、アセチル基を分解したことになる。
回路は、枸櫞酸→イソ枸櫞酸→α-ケトグルタル酸→スクシニルCoA→琥珀酸→フマル酸→L-林檎酸→オキサロ酢酸、の順である。
途中、9ヶ所の大きな変化のうち、8ヶ所において酵素による反応を経、もって環状の反応処理を構成している。
もし途中の酵素の働きに遺伝的理由等による問題があれば、回路は正常に回転出来ず、様々な疾病を招くことになる。
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