通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

肝硬変

辞書:科学用語の基礎知識 医学・情報編 (BMEDI)
読み:かんこうへん
外語:LC: liver cirrhosis 英語
品詞:名詞
2008/08/18 更新

科学用語の基礎知識・医学情報

自身の健康問題に関しては、専門の医療機関にご相談下さい。

本項目は、情報の提供のみを目的としています。免責事項もご覧ください。

肝臓の重篤な疾病の一つ。肝細胞が何らかの障害(障礙)を受け、肝小葉が変形する疾患。

定義

病理形態学では、次のように定義される。

  1. 肝細胞壊死/脱落しグリソン鞘と中心静脈か肝静脈間に繊維隔壁が出来る
  2. 再生結節の形成が肉眼で確認できる
  3. 肝小葉の構造が変化し循環動態が異常となる
  4. 弥漫(びまん)性の病変である

病因

肝細胞は、障害を受けても再生する能力を持っている。

しかし、壊死と再生が繰り返されると繊維の増生が起こり、肝細胞は硬い繊維に囲まれながら再生してしまう。そして再生結節という細胞の塊が作られ、肝小葉の構造が変化して機能が害されてしまうのである。これが肝硬変である。

肝硬変で肝小葉が変形すると、門脈の血流が悪化する。

その結果、代謝などに使う有効血流量が減少し門脈圧が上昇する。こうなると血流を回復するために体は肝臓の外に別の血管でバイパス(門脈大静脈シャント(P-C))を作ってしまう。

これによって血液は肝臓で代謝されず直接下大静脈へ流れるようになり、更に血流が減ることで肝細胞の壊死が助長され肝硬変が進行してしまう。

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club