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プラチナバンド

辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT)
読み:プラチナバンド
外語:platinum frequency bands 英語
品詞:名詞
2012/07/27 作成
2012/11/23 更新

ソフトバンク用語の一つで、携帯電話機で使われている周波数帯のうち、特に700MHz〜900MHzの周波数帯域のこと。

電波は、周波数が高いほど直進性が高く、ビルなどの障害物に阻まれやすいという特徴がある。

プラチナバンドのうちでも、700MHz帯などはビルなどの障害物を回り込んで届くため、各国で、周波数の整理などを兼ねてこの帯域を空け、携帯電話機用に使う動きがある。

3GPP周波数

3GPP周波数で、700MHz〜900MHzであるものは次の帯域がある。

日本

日本におけるW-CDMAキャリア(NTTドコモソフトバンクモバイルイー・モバイル)の、各社のプラチナバンドの使用状況は次のとおりである。

Band Class

Band Classで、700MHz〜900MHzであるものは次の帯域がある。

  • Band Class 0 (800 MHz Band)
  • Band Class 2 (TACS Band)
  • Band Class 3 (JTACS Band)
  • Band Class 7 (700 MHz Band)
  • Band Class 9 (900 MHz Band)
  • Band Class 10 (Secondary 800 MHz Band)
  • Band Class 12 (800 MHz PAMR Band)

au

日本にはCDMA2000キャリアはauのみ。古くからプラチナバンドを主戦場として運用されてきた。

由来

ソフトバンクモバイルは1.5GHz帯で運用されており、この周波数は高周波であるため遠方まで届かないため、電波状態が悪いのだと説明していた。

700MHz帯と900MHz帯が新たに携帯電話機用に使用されるという中、念願実り900MHz帯の免許を取得、大々的な宣伝の後、2012(平成24)年7月25日から全基地局の「3%」という希少価値でサービスが開始された。

プラチナバンドでいかにも繋がりやすくなったかのような印象操作で、ドコモやauからの番号ポータビリティ(MNP)でのソフトバンクへの乗り換えを演出した。しかし―

既存の800MHz帯

そもそも、ソフトバンクがプラチナバンドと呼ぶ周波数は、NTTドコモやauは、既に使用している。つまり「もともとプラチナバンド」なのである。

ドコモもauも、アナログの時代から主に800MHz帯で運用しており、ディジタル化された今も同様である。

つまり、ソフトバンクモバイルがプラチナバンドを開始したと言っても他社より繋がりやすくなるわけではなく、ドコモやau程度には繋がりやすくなる可能性がある、という程度である。

サービスエリア

2012(平成24)年7月25日から開始されたが、サービスエリアは非常に狭い。

東京都内でも、板橋区豊島区北区の一部地域のみ対応から開始された。

また、サービスエリア内であっても、対応している新機種以外ではこの周波数帯を利用できない。

用語の所属
電波帯域
関連する用語
携帯電話
800MHz帯

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