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ノーベル物理学賞

辞書:文化用語の基礎知識 文化編 (LBUNKA)
読み:ノーベルぶつりがくしょう
外語:Nobel Prize in Physics 英語 , Nobelpriset i fysik スウェーデン語
品詞:固有名詞
2014/10/11 作成

ノーベル賞の部門の一つ。アルフレッド・ベルナルド・ノーベルの遺言により設立された五部門のうちの一つ。

ノーベル物理学賞は、ノーベルの遺言により、物理学の分野において重要な功績を残したものに対して与えられる。

初の受賞者はX線を発見したドイツのレントゲンで、以降も優れた科学者が受賞、物理学においては最高権威の賞とみなされている。

化学賞と共に、ノーベル賞において特に重要と考える人の多い賞である。

おおむね受賞は人生に一回である(アインシュタインですら、光電効果で受賞したが相対性理論では受賞できなかった)ようだが、ジョン・バーディーンのように2回受賞した者もいる。

また、物質に関するものは、化学賞か物理学賞かあいまいなまま物理学賞となった例も少なくない。例えば青色LEDの発明では、物理法則とは関連性が薄いが物理学賞となり2014(平成26)年に日本人3人が受賞した。受賞者すら「受賞するなら化学賞かと思っていた」(意訳)といった発言をしている。

化学賞も物理学賞も受賞候補が順番待ちをしている状態で、とにかく受賞はさせる必要がある貢献は山積みであり、受賞者が高齢化している場合は優先的に受賞させる必要があるなどの事情もあって、特にLEDのような工学分野などでは賞の選択が不可思議になったりする。

受賞者の国籍は受賞当時のもの。また、同じ年に、異なる理由で複数の受賞者が出ることもある。

日本人の受賞者

日本人の受賞者は6名。受賞理由の論文が日本国籍保有時で、受賞時外国籍を含めれば7名。

  • 1949(昭和24)年 ‐ 湯川秀樹 (京大 理学部物理学科)
  • 1965(昭和40)年 ‐ 朝永振一郎 (京大 理学部物理学科)
  • 1973(昭和48)年 ‐ 江崎玲於奈 (東大 理学部物理学科)
  • 2002(平成14)年 ‐ 小柴昌俊 (東大 理学部物理学科)
  • 2008(平成20)年 ‐ 益川敏英 (名大 理学部)
  • 2008(平成20)年 ‐ 小林誠 (名大 理学部)

受賞時日本国籍でない者。

  • 2008(平成20)年 ‐ 南部陽一郎 (東大 理学部物理学科)

1900年代

以下、外国人の名前はカタカナ表記しているが、原語に忠実とは限らない。あくまで参考とされたい。

1901(明治34)年
1902(明治35)年
  • 放射に対する磁場の影響の研究 (ゼーマン効果の研究)
    • ヘンドリック・アントーン・ローレンツ(Hendrik Antoon Lorentz)(オランダ)
    • ピーター・ゼーマン(Pieter Zeeman)(オランダ)
1903(明治36)年
  • 放射能の発見
    • アントワーヌ・アンリ・ベクレル(Antoine Henri Becquerel)(フランス)
  • 放射能の研究
    • ピエール・キュリー(Pierre Curie)(フランス)
    • マリア・スクウォドフスカ=キュリー(Maria Skłodowska-Curie)(フランス)
1904(明治37)年
  • 気体の密度に関する研究、およびこの研究により成されたアルゴンの発見
    • ジョン・ウィリアム・ストラット 第三代レイリー男爵(John William Strutt, 3rd Baron Rayleigh)(イギリス)
1905(明治38)年
  • 陰極線に関する研究
    • フィリップ・エードゥアルト・アントン・フォン・レーナルト(Philipp Eduard Anton von Lenard)(ドイツ)
1906(明治39)年
  • 気体の電気伝導に関する理論および実験的研究
    • サー・ジョセフ・ジョン・トムソン(Sir Joseph John "J. J." Thomson)(イギリス)
1907(明治40)年
  • 干渉計の考案とそれによる分光学およびメートル原器の研究
    • アルバート・エイブラハム・マイケルソン(Albert Abraham Michelson)(アメリカ)
1908(明治41)年
  • 光干渉を利用した天然色写真の研究
    • ガブリエル・リップマン(Jonas Ferdinand Gabriel Lippmann)(フランス)
1909(明治42)年
  • 無線通信の研究
    • カール・フェルディナント・ブラウン(Karl Ferdinand Braun)(ドイツ)
    • グリエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi)(イタリア)

1910年代

1910(明治43)年
  • 気体および液体の状態方程式に関する研究
    • ヨハネス・ディーデリク・ファン・デル・ワールス(Johannes Diderik van der Waals)(オランダ)
1911(明治44)年
  • 熱放射に関する法則の発見
    • ヴィルヘルム・カール・ヴェルナー・オットー・フリッツ・フランツ・ヴィーン(Wilhelm Carl Werner Otto Fritz Franz Wien)(ドイツ)
1912(大正元)年
  • 灯台や灯浮標などの照明用ガス貯蔵器に取り付ける自動調節機の発明 (ダレーン式の灯台やブイの発明)
    • ニールス・グスタフ・ダレーン(Nils Gustaf Dalén)(スウェーデン)
1913(大正2)年
  • 低温における物性の研究、特にその成果である液体ヘリウムの生成
    • ヘイケ・カメルリング・オネス(Heike Kamerlingh Onnes) (オランダ)
1914(大正3)年
  • 結晶によるX線回折現象の発見
    • マックス・テオドール・フェリックス・フォン・ラウエ(Max Theodor Felix von Laue)(ドイツ)
1915(大正4)年
  • X線による結晶構造解析に関する研究
    • サー・ウィリアム・ヘンリー・ブラッグ(Sir William Henry Bragg)(イギリス)
    • サー・ウィリアム・ローレンス・ブラッグ(Sir William Lawrence Bragg)(イギリス)
1916(大正5)年
  • (受賞者なし)
1917(大正6)年
  • 元素の特性X線の発見
    • チャールズ・グローバー・バークラ(Charles Glover Barkla)(イギリス)
1918(大正7)年
  • エネルギー量子の発見による物理学の進展への貢献
    • マックス・カール・エルンスト・ルートヴィヒ・プランク(Max Karl Ernst Ludwig Planck)(ドイツ)
1919(大正8)年
  • 陽極線のドップラー効果、および電場中でのスペクトル線の分裂(シュタルク効果)の発見
    • ヨハネス・シュタルク(Johannes Stark)(ドイツ)

1920年代

1920(大正9)年
  • インバー合金の発見とそれによる精密測定の開発
    • チャールズ・エドゥアルト・ギヨーム(Charles Edouard Guillaume)(スイス)
1921(大正10)年
1922(大正11)年
1923(大正12)年
  • 電気素量、光電効果に関する研究
    • ロバート・アンドリュース・ミリカン(Robert Andrews Millikan)(アメリカ)
1924(大正13)年
  • X線分光学における発見
    • カール・マンネ・ゲオルク・シーグバーン(Karl Manne Georg Siegbahn)(スウェーデン)
1925(大正14)年
  • 原子と電子の衝突に関する研究 (フランク=ヘルツの実験)
    • ジェイムズ・フランク(James Franck)(ドイツ)
    • グスタフ・ルートヴィヒ・ヘルツ(Gustav Ludwig Hertz)
1926(昭和元)年
  • 物質の不連続的構造に関する研究、特に沈殿平衡についての発見 (溶解平衡)
    • ジャン・バティスト・ペラン(Jean Baptiste Perrin)(フランス)
1927(昭和2)年
  • コンプトン効果の発見
    • アーサー・ホリー・コンプトン(Arthur Holly Compton)(アメリカ)
  • 蒸気の凝縮により荷電粒子の飛跡を観察できるようにする方法(霧箱)の研究 (ウィルソンの霧箱の研究)
    • チャールズ・トムソン・リーズ・ウィルソン(Charles Thomson Rees Wilson)(イギリス)
1928(昭和3)年
  • 熱電子の研究およびリチャードソン効果の発見
    • サー・オーエン・ウィランズ・リチャードソン(Sir Owen Willans Richardson)(イギリス)
1929(昭和4)年
  • 物質波の発見
    • ルイ=ヴィクトル・ピエール・レイモン・ド・ブロイ(Prince Louis-Victor Pierre Raymond de Broglie)(フランス)

1930年代

1930(昭和5)年
  • 光散乱に関する研究とラマン効果の発見
    • サー・チャンドラセカール・ヴェンカタ・ラマン(Sir Chandrasekhara Venkata Raman)(インド)
1931(昭和6)年
  • (該当者なし)
1932(昭和7)年
  • 量子力学の創始ならびにオルト、パラ水素の発見
    • ヴェルナー・カール・ハイゼンベルク(Werner Karl Heisenberg)
1933(昭和8)年
1934(昭和9)年
  • (該当者なし)
1935(昭和10)年
  • 中性子の発見
    • サー・ジェームズ・チャドウィック(Sir James Chadwick)(イギリス)
1936(昭和11)年
  • 陽電子の発見
    • カール・デイヴィッド・アンダーソン(Carl David Anderson)(アメリカ)
  • 宇宙線の発見
    • ヴィクトール・フランツ・ヘス(Victor Francis Hess)(オーストリー)
1937(昭和12)年
  • 結晶による電子線回折現象の発見
    • クリントン・ヨセフ・デーヴィソン(Clinton Joseph Davisson)(アメリカ)
    • サー・ジョージ・パジェット・トムソン(Sir George Paget Thomson)(イギリス)
1938(昭和13)年
  • 中性子衝撃による新放射性元素の発見と熱中性子による原子核反応の発見
    • エンリコ・フェルミ(Enrico Fermi)
1939(昭和14)年
  • サイクロトロンの開発および人工放射性元素の研究
    • アーネスト・オーランド・ローレンス(Ernest Orlando Lawrence )(アメリカ)

1940年代

1940(昭和15)年
  • (該当者なし) (第二次世界大戦のため)
1941(昭和16)年
  • (該当者なし) (第二次世界大戦のため)
1942(昭和17)年
  • (該当者なし) (第二次世界大戦のため)
1943(昭和18)年
  • 原子線法の開発と陽子の磁気モーメントの発見
    • オットー・スターン(Otto Stern)(アメリカ)
1944(昭和19)年
  • 共鳴法による原子核の磁気モーメントの測定法の発見
    • イジドール・イザーク・ラービ(Isidor Isaac Rabi)(アメリカ)
1945(昭和20)年
1946(昭和21)年
  • 超高圧装置の発明と高圧物理学の研究
    • パーシー・ウィリアムズ・ブリッジマン(Percy Williams Bridgman)(アメリカ)
1947(昭和22)年
  • 上層大気の物理的研究、特にアップルトン層の発見 (電離層の研究、特にF層)
    • サー・エドワード・ビクター・アップルトン(Sir Edward Victor Appleton)(イギリス)
1948(昭和23)年
  • ウィルソンの霧箱による原子核物理学および宇宙線の分野における発見
    • パトリック・メイナード・スチュアート・ブラケット(Patrick Maynard Stuart Blackett)(イギリス)
1949(昭和24)年

1950年代

1950(昭和25)年
  • 写真による原子核崩壊過程の研究方法の開発および諸中間子の発見 (π中間子の発見)
    • セシル・フランク・パウエル(Cecil Frank Powell)(イギリス)
1951(昭和26)年
  • 加速荷電粒子による原子核変換の研究
    • サー・ジョン・ダグラス・コッククロフト(Sir John Douglas Cockcroft)(イギリス)
    • アーネスト・トーマス・シントン・ウォルトン(Ernest Thomas Sinton Walton)(アイルランド)
1952(昭和27)年
  • 核磁気共鳴吸収による磁気モーメントの測定
    • フェリクス・ブロッホ(Felix Bloch)(カナダ)
    • エドワード・ミルズ・パーセル(Edward Mills Purcell)(アメリカ)
1953(昭和28)年
  • 位相差顕微鏡の発明
    • フリッツ・ゼルニケ(Frits Zernike)(オランダ)
1954(昭和29)年
  • 量子力学、特に波動関数の確率解釈の提唱
    • マックス・ボルン(Max Born)(イギリス)
  • コインシデンス法による原子核反応とガンマ線に関する研究
    • ヴァルター・ヴィルヘルム・ゲオルク・ボーテ(Walther Wilhelm Georg Bothe)(ドイツ)
1955(昭和30)年
  • 電子の磁気モーメントに関する研究
    • ポリカプ・クッシュ(Polykarp Kusch)(アメリカ)
  • 水素スペクトルの微細構造に関する研究
    • ウィリス・ユージーン・ラム(Willis Eugene Lamb, Jr.)(アメリカ)
1956(昭和31)年
  • 半導体の研究およびトランジスタ効果の発見
    • ジョン・バーディーン(John Bardeen)(アメリカ)
    • ウォルター・ハウザー・ブラッテン(Walter Houser Brattain)(アメリカ)
    • ウィリアム・ブラッドフォード・ショックレー(William Bradford Shockley Jr.)(アメリカ)
1957(昭和32)年
  • 素粒子物理学における重要な発見に導いた、いわゆるパリティについての洞察的な研究
    • 李政道(Tsung Dao Lee)(中華民国)
    • 楊振寧(Chen Ning Yang)(中華民国)
1958(昭和33)年
  • チェレンコフ効果の発見とその解釈
    • イリヤ・ミハイロヴィッチ・フランク(Илья Михайлович Франк)(ソ連)
    • イゴール・エフゲニエヴィッチ・タム(Игорь Евгеньевич Тамм)(ソ連)
    • パーヴェル・アレクセーヴィッチ・チェレンコフ(Павел Алексеевич Черенков)(ソ連)
1959(昭和34)年
  • 反陽子の発見
    • オーウェン・チェンバレン(Owen Chamberlain)(アメリカ)
    • エミリオ・ジノ・セグレ(Emilio Gino Segrè)(アメリカ)

1960年代

1960(昭和35)年
  • 泡箱の発明 (泡箱=ニュートリノ観測装置)
    • ドナルド・アーサー・グレーザー(Donald Arthur Glaser)(アメリカ)
1961(昭和36)年
  • 線形加速器による高エネルギー電子散乱の研究と核子の構造に関する発見
    • ロバート・ホフスタッター(Robert Hofstadter)(アメリカ)
  • γ線の共鳴吸収についての研究とメスバウアー効果の発見
    • ルドルフ・ルートヴィヒ・メスバウアー(Rudolf Ludwig Mößbauer)(西ドイツ)
1962(昭和37)年
  • 凝集系の物理、特に液体ヘリウムの理論的研究 (超流動理論)
    • レフ・ダヴィドヴィッチ・ランダウ(Лев Давидович Ландау)(ソ連)
1963(昭和38)年
  • 原子核の殻構造に関する研究
    • マリア・ゲッパート=メイヤー(Maria Goeppert-Mayer)(アメリカ)
    • ヨハネス・ハンス・ダニエル・イェンゼン(Johannes Hans Daniel Jensen)(西ドイツ)
  • 原子核および素粒子に関する理論への貢献、特に対称性の基本原理の発見とその応用
    • ユージン・ポール・ウィグナー(Eugene Paul Wigner)(アメリカ)
1964(昭和39)年
  • メーザーレーザーの発明および量子エレクトロニクス分野の基礎研究
    • ニコライ・ゲンナジエヴィッチ・バソフ(Николай Геннадиевич Басов)(ソ連)
    • アレクサンドル・ミハイロヴィチ・プロホロフ(Александр Михайлович Прохоров)(ソ連)
    • チャールズ・ハード・タウンズ(Charles Hard Townes)(アメリカ)
1965(昭和40)年
  • 量子電磁力学の分野における基礎研究
    • リチャード・フィリップス・ファインマン(Richard Phillips Feynman)(アメリカ)
    • ジュリアン・セイモア・シュウィンガー(Julian Seymour Schwinger)(アメリカ)
    • 朝永振一郎(日本)
1966(昭和41)年
  • 原子のラジオ波共鳴を研究するための光学的手法の発見および開発
    • アルフレッド・カスレ(Alfred Kastler)(フランス)
1967(昭和42)年
  • 原子核反応理論への貢献、特に星の内部におけるエネルギー生成に関する発見
    • ハンス・アルプレヒト・ベーテ(Hans Albrecht Bethe)(アメリカ)
1968(昭和43)年
  • 水素泡箱による素粒子の共鳴状態に関する研究
    • ルイス・ウォルター・アルヴァレ(Luis Walter Alvarez)(アメリカ)
1969(昭和44)年
  • 素粒子の分類およびその相互作用に関する発見
    • マレー・ゲル=マン(Murray Gell-Mann)(アメリカ)

1970年代

1970(昭和45)年
  • 電磁流体力学における基礎研究 (プラズマ物理学)
    • ハンス・オロフ・ジョスタ・アルヴェーン(Hannes Olof Gösta Alfvén)(スウェーデン)
  • 固体物理学における重要な応用をもたらした反強磁性およびフェリ磁性に関する基礎的研究および諸発見
    • ルイ・ウジェーヌ・フェリックス・ネール(Louis Eugène Félix Néel)(フランス)
1971(昭和46)年
  • ホログラフィーの発明とその後の発展
    • ガーボル・デーネシュ(Gábor Dénes)(イギリス)
1972(昭和47)年
  • 超伝導現象の理論的解明 (BCS理論)
    • ジョン・バーディーン(John Bardeen)(アメリカ)
    • レオン・N・クーパー(Leon N Cooper)(アメリカ)
    • ジョン・ロバート・シュリーファー(John Robert Schrieffer)(アメリカ)
1973(昭和48)年
  • 半導体内および超伝導体内におけるトンネル効果の実験的発見
    • 江崎玲於奈
    • イヴァル・ジエーバー(Ivar Giaever)(アメリカ)
  • トンネル接合を通過する超電流の性質、特にジョセフソン効果としてよく知られる普遍的現象の理論的予測
    • ブライアン・デビッド・ジョセフソン(Brian David Josephson)(イギリス)
1974(昭和49)年
  • 電波天文学における先駆的研究、パルサーの発見に果たした決定的な役割
    • アントニー・ヒューイッシュ(Antony Hewish)(イギリス)
  • 電波天文学における先駆的研究、観測、特に開口合成技術の開発
    • サー・マーティン・ライル(Sir Martin Ryle)(イギリス)
1975(昭和50)年
  • 核子の集団運動と粒子運動との関係の発見、およびこの関係に基づく原子核構造に関する理論の開発
    • アーゲ・ニールス・ボーア(Aage Niels Bohr)(デンマーク)
    • ベン・ロイ・モッテルソン(Ben Roy Mottelson)(デンマーク)
    • レオ・ジェームス・レインウォーター(Leo James Rainwater)(アメリカ)
1976(昭和51)年
  • 新種の重い素粒子(J/ψ中間子)の発見
    • バートン・リヒター(Burton Richter)(アメリカ)
    • サミュエル・チャオ・チュン・ティン(Samuel Chao Chung Ting)(アメリカ)
1977(昭和52)年
  • 磁性体と無秩序系の電子構造の理論的研究
    • フィリップ・ワーレン・アンダーソン(Philip Warren Anderson)(アメリカ)
    • サー・ネヴィル・フランシス・モット(Sir Nevill Francis Mott)(イギリス)
    • ジョン・ハスブルーク・ヴァン・ヴレック(John Hasbrouck Van Vleck)(アメリカ)
1978(昭和53)年
  • 低温物理学における基礎的発明および諸発見
    • ピョートル・レオニドヴィッチ・カピッツァ(Пётр Леонидович Капица)(ソ連)
  • 宇宙マイクロ波背景放射の発見
    • アーノ・アラン・ペンジアス(Arno Allan Penzias)(アメリカ)
    • ロバート・ウッドロウ・ウィルソン(Robert Woodrow Wilson)(アメリカ)
1979(昭和54)年
  • 電磁相互作用と弱い相互作用の統一理論への貢献、特に中性カレントの予言
    • シェルドン・リー・グラショー(Sheldon Lee Glashow)(アメリカ)
    • モハマド・アブドゥス・サラム(Mohammad Abdus Salam)(パキスタン)
    • スティーブン・ワインバーグ(Steven Weinberg)(アメリカ)

1980年代

1980(昭和55)年
  • 中性K中間子崩壊における基本的対称性破れの発見
    • ジェームス・ワトソン・クローニン(James Watson Cronin)(アメリカ)
    • ヴァル・ログスドン・フィッチ(Val Logsdon Fitch)(アメリカ)
1981(昭和56)年
  • レーザー分光学への貢献
    • ニコラス・ブルームバーゲン((Nicolaas Bloembergen)(アメリカ)
    • アーサー・レオナルド・ショーロー((Arthur Leonard Schawlow)(アメリカ)
  • 高分解能光電子分光法の開発
    • カイ・マネ・ベリエ・シーグバーン(Kai Manne Börje Siegbahn)(スウェーデン)
1982(昭和57)年
  • 相転移に関連した臨界現象に関する研究
    • ケネス・G・ウィルソン(Kenneth Geddes Wilson)(アメリカ)
1983(昭和58)年
  • 星の構造および進化にとって重要な物理的過程に関する理論的研究
  • 宇宙における化学元素の生成にとって重要な原子核反応に関する理論的および実験的研究
    • ウィリアム・アルフレッド・ファウラー(William Alfred Fowler)(アメリカ)
1984(昭和59)年
  • 弱い相互作用を媒介する場の素粒子(ウィークボゾン)の発見を導いた巨大プロジェクトへの貢献
    • サイモン・ファン・デル・メール(Simon van der Meer)(オランダ)
    • カーロ・ルビア(Carlo Rubbia)(イタリア)
1985(昭和60)年
  • 量子ホール効果の発見および物理定数測定技術の開発
    • クラウス・フォン・クリッツィング(Klaus von Klitzing)(ドイツ)
1986(昭和61)年
  • 走査型トンネル電子顕微鏡の開発
    • ゲルドゥ・カール・ビニッヒ(Gerd Karl Binnig)(ドイツ)
    • ハインリヒ・ローラー(Heinrich Rohrer)(スイス)
  • 電子顕微鏡の基礎研究と開発
    • エルンスト・ルスカ(Ernst Ruska)(ドイツ)
1987(昭和62)年
  • 酸化物高温超伝導体の発見
    • ヨハネス・ジョージ・ベドノルツ(Johannes Georg Bednorz)(ドイツ)
    • カール・アレキサンダー・ミュラー(Karl Alexander Müller)(スイス)
1988(昭和63)年
  • ニュートリノビーム法、およびミューニュートリノの発見によるレプトンの二重構造の実証
    • レオン・マックス・レーダーマン(Leon Max Lederman)(アメリカ)
    • メルビン・シュワーツ(Melvin Schwartz)(アメリカ)
    • ジャッキ・スタインバーガー(Jack Steinberger)(アメリカ)
1989(平成元)年
  • イオントラップ技術の開発
    • ハンス・ゲオルグ・デーメルト(Hans Georg Dehmelt)(ドイツ)
    • ヴォルフガング・パウル(Wolfgang Paul)(ドイツ)
  • ラムゼー共鳴法の開発、およびその水素メーザーや原子時計への応用
    • ノルマン・F・ラムゼー(Norman Foster Ramsey)(アメリカ)

1990年代

1990(平成2)年
  • 素粒子物理学におけるクォーク模型の展開に決定的な重要性を持った、陽子および束縛中性子標的による電子の深非弾性散乱に関する先駆的研究
    • ジェローム・I・フリードマン(Jerome Isaac Friedman)(アメリカ)
    • ヘンリー・ウェイ・ケンドール(Henry Way Kendall)(アメリカ)
    • リチャード・エドワード・テイラー(Richard Edward Taylor)(カナダ)
1991(平成3)年
  • 単純な系の秩序現象を研究するために開発された手法が、より複雑な物質、特に液晶や高分子の研究にも一般化され得ることの発見
    • ピエール・ジル・デ・ジャンヌ(Pierre-Gilles de Gennes)(フランス)
1992(平成4)年
  • 多線式比例計数管の開発
    • ジョージズ・シャルパク(Georges Charpak)(フランス)
1993(平成5)年
  • 重力研究の新しい可能性を開いた新型連星パルサーの発見
    • ラッセル・アラン・ハルス(Russel Alan Hulse)(アメリカ)
    • ヨセフ・テイラー jr.(Joseph H. Taylor)(アメリカ)
1994(平成6)年
  • 中性子散乱技術の開発に対する先駆的貢献、中性子分光法の開発
    • バートラム・ネヴィル・ブロックハウス(Bertram Neville Brockhouse)(カナダ)
  • 中性子散乱技術の開発に対する先駆的貢献、中性子回折技術の開発
    • クリフォルドゥ・G・シャル(Clifford Glenwood Shull)(アメリカ)
1995(平成7)年
  • レプトン物理学の先駆的実験、タウ粒子の発見
    • マーティン・ルイス・パール(Martin Lewis Perl)(アメリカ)
  • レプトン物理学の先駆的実験、ニュートリノの検出
    • フレデリック・ライネス(Frederick Reines)(アメリカ)
1996(平成8)年
  • ヘリウム3の超流動の発見
    • デイヴィッド・M・リー(David Morries Lee)(アメリカ)
    • ダグラス・ディーン・オシェロフ(Douglas Dean Osheroff)(アメリカ)
    • ロバート・C・リチャードソン(Robert Coleman Richardson)(アメリカ)
1997(平成9)年
  • レーザー光を用いて原子を極低温に冷却および捕捉する技術の開発
    • スティーブン・チュー(Steven Chu)(アメリカ)
    • クロウド・コーエン-タヌージ(Claude Cohen-Tannoudji)(フランス)
    • ウィリアム・ダニエル・フィリップス(William Daniel Phillips)(アメリカ)
1998(平成10)年
  • 分数電荷の励起状態が存在する新たな量子流体の形態(分数量子ホール効果)の発見
    • ロバート・ラフリン(Robert B. Laughlin)(アメリカ)
    • ホルスト・ルートヴィッヒ・シュティルマー(Horst Ludwig Störmer)(ドイツ)
    • ダニエル・C・ツイ(Daniel Chee Tsui)(アメリカ)
1999(平成11)年
  • 電弱相互作用の量子構造の解明
    • ゲラルドゥス・ト・ホーフト(Gerardus 't Hooft)(オランダ)
    • マーティヌス・J・G・フェルトマン(Martinus J.G. Veltman)(オランダ)

2000年代

2000(平成12)年
  • 高速エレクトロニクスおよび光エレクトロニクスに利用される半導体ヘテロ構造の開発
    • ジョレス・イワノビッチ・アルフェロフ(Жорес Иванович Алфёров)(ロシア)
    • ハーバート・クレーマー(Herbert Kroemer)(アメリカ)
  • 集積回路の発明
    • ジャック・セントクレア・キルビー(Jack St. Clair Kilby)(アメリカ)
2001(平成13)年
  • 希薄なアルカリ原子ガスでのボース=アインシュタイン凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究
    • エリック・A・コーネル (Eric A. Cornell)(アメリカ)
    • ヴォルフガング・ケターレ(Wolfgang Ketterle)(ドイツ)
    • カール・E・ワイマン(Carl E. Wieman)(アメリカ)
2002(平成14)年
  • 天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対する先駆的貢献
    • レイモンド・デービス(Raymond Davis Jr.)(アメリカ)
    • 小柴昌俊(日本)
  • 宇宙X線源の発見を導いた天体物理学への先駆的貢献
2003(平成15)年
  • 超伝導と超流動の理論に関する先駆的貢献
    • アレクセイ・A・アブリコソフ(Alexei A. Abrikosov)(アメリカ)
    • ビタリー・ラザレヴィッチ・ギンツブルク(Виталий Лазаревич Гинзбург)(ロシア)
    • アンソニー・J・レゲット (Anthony J. Leggett)(イギリス)
2004(平成16)年
  • 強い相互作用の理論における漸近的自由性の発見
    • デイヴィッド・J・グロス(David J. Gross)(アメリカ)
    • H・デイヴィッド・デビッド・ポリツァー(H. David Politzer)(アメリカ)
    • フランク・ウィルチェック(Frank Wilczek)(アメリカ)
2005(平成17)年
  • 光コヒーレンスの量子論への貢献
    • ロイ・ジェイ・グラウバー(Roy J. Glauber)(アメリカ)
  • 光周波数コム技術を含むレーザーベースの精密分光の発展への貢献
    • ジョン・ルイス・ホール(John Lewis Hall)(アメリカ)
    • テオドール・ヴォルフガング・ヘンシュ(Theodor Wolfgang Hänsch)(ドイツ)
2006(平成18)年
  • 宇宙マイクロ波背景放射が黒体放射に一致することと、異方性であることの発見
    • ジョン・クロムウェル・マザー(John Cromwell Mather)(アメリカ)
    • ジョージ・フィッツジェラルド・スムート3世(George Fitzgerald Smoot Ⅲ)
2007(平成19)年
  • 巨大磁気抵抗効果の発見
    • アルベール・フェール(Albert Fert)(フランス)
    • ペーター・グリューンベルク(Peter Grünberg)(ドイツ)
2008(平成20)年
  • 素粒子物理学における自発的対称性の破れのメカニズムの発見
    • 南部陽一郎(アメリカ)
    • 益川敏英(日本)
    • 小林誠(日本)
2009(平成21)年
  • グラスファイバーによる光の伝送に関する革新的な業績
    • チャールズ・クエン・カオ(Sir Charles Kuen Kao)(アメリカ)
  • CCDの発明
    • ウィラード・ボイル(Willard Boyle)(アメリカ)
    • ジョージ・エルウッド・スミス(George Elwood Smith)(アメリカ)

2010年代

2010(平成22)年
  • 二次元物質グラフェンに関する画期的な実験
    • アンドレ・コンスタンチノヴィチ・ゲイム (Андрей Константинович Гейм)
    • コンスタンチン・セルゲーエヴィチ・ノヴォセロフ (Константин Сергеевич Новосёлов)
2011(平成23)年
  • 遠方の超新星の観測を通じて宇宙の加速膨張の発見
    • ソール・パールマッター(Saul Perlmutter)(アメリカ) [1/2]
    • ブライアン・シュミット(Brian P. Schmidt)(オーストラリア) [1/4]
    • アダム・リース(Adam G. Riess)(アメリカ) [1/4]
2012(平成24)年
  • 個別の量子系を測定し操作することを可能にする画期的な実験方法の開発
    • セルジュ・アロシュ(Serge Haroche)(フランス)
    • デービッド・ワインランド(David J. Wineland)(アメリカ)
2013(平成25)年
  • CERNのLHCを用いたATLASとCMS実験による存在が予想された基本粒子の発見によって、最近確認された素粒子の質量の起源に関するメカニズムの理論的発見 (ヒッグス粒子)
    • フランソワ・アングレール(François Englert)(ベルギー)
    • ピーター・ウェア・ヒッグス(Peter Ware Higgs) (イギリス)
2014(平成26)年
  • 明るくエネルギー消費の少ない白色光源を可能にした高効率な青色LEDの発明

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