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太陽系

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:たいようけい
外語:the solar system 英語 , 太阳系 大陸簡体 , 太陽系 台灣正體 , sun/sistem/o エスペラント
品詞:固有名詞
2003/11/07 作成
2014/08/08 更新

恒星である太陽を中心とし、その太陽の影響の及ぶ空間と、そこにある数多くの天体によって構成されるもの。

太陽系は、太陽を中心とする恒星系である。

太陽は、半径約5万光年の銀河系の中に2000億以上あるとされる恒星の一つである。棒渦巻銀河とされる銀河系が持っている渦状腕のうち、オリオン腕と呼ばれる腕の中にあり、銀河系中心からは約2万7000光年の距離である。

銀河系全体が銀河系中心を中心として公転しているが、太陽系も銀河系中心を中心として公転しており、公転速度は約220km/h(528km/hBeat)、公転周期は2億5000万年弱と推定されている。

現在の研究では、太陽はありふれた恒星の一つと考えられているが、太陽系と似たような恒星の恒星系は今のところ他には見つかっていない。

範囲

「太陽系の範囲」については、太陽系というものの考え方によって幾つかの答えがあり、次のようなものが考えられている。

  1. 最遠の惑星軌道とするもの(海王星や冥王星軌道、約40天文単位)
  2. 最遠のカイパーベルト軌道とするもの(約50天文単位)
  3. ヘリオスフィア(太陽圏)とするもの(推定で約100天文単位程度)

天体軌道を基準とするのは比較的古い考え方であり、太陽勢力圏を基準とするのが新しい考え方である。

なお、一般的な太陽系天体を論じる場合で、観察可能な太陽系と限定した場合は、最遠のカイパーベルト軌道までの約50天文単位について言うことが多い。

構造

太陽系とその周辺は半径約120天文単位の広さがあり、次のように分類されている。

後述するオールトの雲は太陽圏より遙か彼方にあるが、太陽の重力の影響を受けている。太陽の重力圏は遥か遠方、2万天文単位〜10万天文単位以上(0.5〜1光年以上)まで及んでいることが知られる。

分類

太陽の周りを楕円軌道を描いて回転する天体は数多く存在する。

現在は、太陽系の天体は次のように分類される。

太陽系外縁天体で、なおかつ準惑星であるものは「冥王星型天体」と呼ばれる。

太陽系の外側には、太陽系を球状に包むようにオールトの雲があると推定されている。これが太陽系外縁天体の枠組みに入るのかどうかは、定義がない。

特徴的な天体

太陽系で特徴的な天体は次のとおりである。

  • 太陽系最大の天体: 太陽 (太陽系全質量の約99.8%が太陽)
  • 太陽系最大の惑星: 木星
  • 太陽系最小の惑星: 水星
  • 大きな環のある惑星: 土星
  • 太陽系最大の衛星: ガニメデ (木星の衛星) 惑星である水星よりも大きい
  • 太陽系で二番目に大きい衛星: ティタン (土星の衛星) 惑星である水星よりも大きい

主な天体

上記の分類に属する、太陽系内の主な天体は次のとおり。

準惑星

  • ケレス (小惑星番号1)
  • 冥王星 (カイパーベルト天体)
  • カロン(カイパーベルト天体、かつては冥王星の衛星と考えられていた)
  • エリス (カイパーベルト天体)

太陽系小天体

small solar system bodiesに属する天体は星の数ほどあるので、代表的なものをそれぞれ数個、紹介するに留める。

小惑星
彗星
カイパーベルト天体

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