銀灰色の金属元素の一つ。
安定同位体は八つある。
なお、このうち123Te、128Te、130Teは長寿命放射性同位体であり、長いものでは半減期7.7𥝱年とも言われる。これらには放射能があるが、半減期が非常に長いので、安定同位体とほぼ同一視できる。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 118Te | ‐ | 6.00日 | EC崩壊 | 118Sb |
| 120Te | 0.09% | 安定核種(中性子数68) | ||
| 122Te | 2.55% | 安定核種(中性子数70) | ||
| 123Te | ‐ | >600兆年 | EC崩壊 | 123Sb |
| 124Te | 4.74% | 安定核種(中性子数72) | ||
| 125Te | 7.07% | 安定核種(中性子数73) | ||
| 126Te | 18.84% | 安定核種(中性子数74) | ||
| 128Te | 31.74% | 7.7×1024 | 2β−崩壊 | 128Xe |
| 130Te | 34.08% | 2.7×1021 | 2β−崩壊 | 130Xe |
| 132Te | ‐ | 3.204日 | β−崩壊 | 132I |
1782(天明2)年にミュラー男爵によって鉱山より発見されたとされている。
テルル(Tellurium)は、ドイツの科学者クラップロートにより、ラテン語で地球を意味するtellusにちなんで付けられた。
同時期にクラップロートは元素ウランを命名しているが、ギリシャ神話で大地母神ガイアと天空神ウラノスが夫婦であったことにちなんでいる。