銀白色の金属元素の一つ。
安定同位体は存在しない。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 143Pm | ‐ | 265日 | EC崩壊 | 143Nd |
| β+崩壊 | 143Nd | |||
| 144Pm | ‐ | 363日 | EC崩壊 | 144Nd |
| β+崩壊 | 144Nd | |||
| α崩壊 | 140Pr | |||
| 145Pm | ‐ | 17.7年 | EC崩壊 | 145Nd |
| α崩壊 | 141Pr | |||
| 146Pm | ‐ | 5.53年 | EC崩壊 | 146Nd |
| β−崩壊 | 146Sm | |||
| 147Pm | ‐ | 2.6年 | β−崩壊 | 147Sm |
| 148Pm | ‐ | β−崩壊 | 148Sm | |
| 149Pm | ‐ | 2.212日 | β−崩壊 | 149Sm |
| 151Pm | ‐ | 28.4時 | β−崩壊 | 151Sm |
ウランの自発性核分裂等で生成されるが、最も半減期の長い同位体145Pmでも17.7年であるため、その存在量はごく微量である。地球全体でも1kg程度とする説がある。
1947(昭和22)年に単離された。これは、希土類元素の中では最後である。
アメリカのマリンスキー、グレンデニン、コリエルらが、原子炉から得られたウランの核分裂生成物中より得た。
元素名は、ギリシャ神話に登場する火の神プロメテウス、Προμηθευς(Prometheus)にちなむ。
プロメテウスが人類に与えた火は、人類に豊かな生活をもたらしたが、同時に災いももたらした。「第二の火」である原子力も同様である。かくして、原子力から得られたこの元素には、プロメテウスの名が与えられたのである。