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アスタチン

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編中 (NELEMN5)
読み:アスタチン
外語:At: Astatium 学名 , Astatine 英語 , Astat ドイツ語 , Astate フランス語 , Astato スペイン語 , Астат ロシア語 , أستاتين アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , Astaten/o エスペラント
品詞:名詞
2001/04/12 作成
2014/03/02 更新

17族(ハロゲン)に属する放射性元素

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: [210]
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f14、5s2、5p6、5d10、6s2、6p5
    • [Xe]4f14、5d10、6s2、6p5
  • 電子殻: 2、8、18、32、18、7
  • 原子価: 1
  • 酸化数: −1、0、+1、+3、+5、+7

物理特性

  • : 固体
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • 比重: (該当資料なし)
  • CAS番号: 7440-68-8
  • ICSC番号: (登録無し)
  • 水への溶解性: (該当資料なし)

同位体

質量数は、191から223までが確認されており、その中に核異性体も存在する。

安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体で、かつ半減期も短い。

崩壊の種類については一例。これとは異なる崩壊をすることもある。

同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
191At    
192At(未発見)
193At  α崩壊189Bi
194At  α崩壊190Bi
195At  α崩壊191Bi
β+崩壊195Po
196At  α崩壊192Bi
197At  α崩壊193Bi
198At  α崩壊194Bi
199At  α崩壊195Bi
200At  α崩壊196Bi
β+崩壊200Po
201At  α崩壊197Bi
β+崩壊201Po
202At  β+崩壊202Po
α崩壊198Bi
203At  β+崩壊203Po
α崩壊199Bi
204At  β+崩壊204Po
205At  β+崩壊205Po
206At  β+崩壊206Po
207At1.80時β+崩壊207Po
α崩壊203Bi
208At1.63時β+崩壊208Po
α崩壊204Bi
209At1.63時EC崩壊209Po
α崩壊205Bi
210At8.1時β+崩壊210Po
α崩壊206Bi
211At7.2時EC崩壊211Po
α崩壊207Bi
212At0.314秒α崩壊208Bi
β+崩壊212Po
β崩壊212Rn
213At125nsα崩壊209Bi
214At558nsα崩壊210Bi
215At0.1msα崩壊211Bi
216At0.3msα崩壊212Bi
EC崩壊216Po
β崩壊216Rn
217At32.3msα崩壊213Bi
β崩壊217Rn
218At1.6秒α崩壊214Bi
β崩壊218Rn
219At56秒α崩壊215Bi
β崩壊219Rn
220At β崩壊220Rn
221At β崩壊221Rn
222At β崩壊222Rn
223At   

218Atはウラン・ラジウム系列215Atと219Atはアクチニウム系列217Atはネプツニウム系列の崩壊生成核種である。

強い放射能を持ち半減期も短い事から、実験用以外の用途は存在しない。

安全性

適用法令

  • 試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の規定に基づき、線量限度等を定める告示

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1940(昭和15)年にアメリカの科学者、セグレ(Emilio Gino Segrè)、コールソン(Dale R. Corson)、マッケンジー(Kenneth Ross MacKenzie)らによって、サイクロトロンビスマスα線を照射して人工生成した。

化学名Astatineは、半減期が最長のものでも8.1時間と短いため、ギリシャ語で「不安定」を意味するάστατος(ástatos)から付けられた。

様々な化合物が作られると予測されているが、半減期が短いため詳細は分かっていない。

酸化剤の存在下では、ベンゼン環に結合できることも知られている。

用語の所属
元素
典型金属元素
関連する用語
放射性元素
ハロゲン
ビスマス
α線

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